製作工程– production-process –

作品ができるまで

HARUKA jewelry では、石選び、ジュエリーのデザイン、制作、販売までブランドオーナーであるHARUKA が一貫して行っています。
そうすることで、ジュエリーの細部まで制作者の意図が反映されると思うからです。
作っている本人以外の人はあまり気にしない部分もあるかと思います。ですが、ぱっと見て「きれいだな」と思ったり魅力を感じたりするものとは、何かしらの一貫性があり、作者のエネルギーを感じるものだと思います。

彫金作業で石留め / 磨き

彫金で石留めをしています
彫金で石を磨いています
haruka

宝石と石を留める地金は、ただ鉱物の状態だったところから始まり
たくさんの人の技術と多くの工程によって制作者の元に届き
最後にジュエリーというひとつの形となり、着けてくれるあなたの手元に届きます。

製作工程

製作の流れ

STEP
石を選びます

こちらは オレゴンサンストーンになります。

STEP
石のサイズを測ってをデータにしてから、それに合わせてセッティングのデータも作ります

型作り、鋳造、研磨と制作の段階を経ることで、セッティングは徐々に小さくなっていくので、データは完成品よりも少し大きめに作ります。

STEP
3D プリンターでデータを出力

この原型樹脂を元に、金属で鋳造してもらいます。

STEP
鋳造上がりの状態

磨く前なのでまだ完成品とはイメージが違います。

STEP
きれいに磨きます

作るものの形に合わせて5~6 種類くらいの工具を使います

STEP
石留め前の状態

表面の艶消し加工まで出来上がっているので、完成品のイメージにかなり近づきました。

haruka

「STEP4」との違い、お分かりいただけますか?

STEP
セッティングを固定して石を留める爪を倒します
STEP
石が留まったら、爪の形をきれいに整えて最後の仕上げです
STEP
完成。身に着けられる形になると、石の美しさがさらに引き立ちます。

自然の美しさと人の技術、創造力が生み出すジュエリーの魅力を楽しんでいただけたら嬉しいです。

一点一点の制作に手をかけることは
これからジュエリーを手にしてくれる誰かを想う大切な時間でもあります

本当に自分が作りたい形、自分の思う石に合ったセッティングを一から作ることは、一度で思った通りにならないことも多く、時に根気のいる作業です。
同時に、「作ってみたい」と思ったものがひとつひとつの段階を経て形になってゆく過程は、とても楽しい時間です。
また、一点一点の制作に手をかけることは、これからジュエリーを手にしてくれる誰かを想う大切な時間でもあります。